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政府が公開するファイルなどを業務データに直接取り込めるように

SaaSベンダーの株式会社クエステトラ(京都市、代表執行役 CEO 今村元一)は4月8日、クラウド型ワークフロー製品である 『Questetra BPM Suite』 の新バージョン11.10 を公開しました。新バージョン11.10では、指定したファイルを自動的に業務データとして取り込むことができるようになります。例えば、資料請求に対応するワークフローアプリで、お客様に提出する資料ファイルを自動添付できるようになります。

日々の業務では様々なシーンにおいて「ファイル」が利用されています。多くのファイルを取り扱う中で、ファイルをダウンロードし、システムにアップロードする、という作業が繰り返されています。働き方改革が謳われ生産性向上に関心が集まる中、ファイルに関連する作業を自動化できれば、より付加価値の高い業務に集中できるようになることが期待できます。

これまでも HTTP 通信や簡単なプログラミングを行うことで、インターネット上に置かれたファイルを取得することが可能でしたが、通信やプログラミングに関する知識と準備が必要でした。新バージョン 11.10 からは「任意の Web サイトからファイルをダウンロード」するサービス工程が追加されます。これにより、ワークフロー図上にモデリング要素を配置・設定するだけで、任意のWebサイトから簡単にファイルを取得できるようになります。この機能を活用することで、毎月政府が公開する月例統計データ(PDF)、お客様の要求に応じた資料ファイルなどを自動添付する仕組みを構築することができます。

Questetra BPM Suite とは

クラウド型ワークフロー『Questetra BPM Suite』は、ペーパーレス環境やリモートワーク環境を推進するための業務プラットフォームです。
業務案件は業務フロー図に従ってコントロールされ、案件が人間工程に到達すれば担当者はアウトプットを求められます。また、案件が自動工程に到達した際には、「PDFの生成」や「クラウドストレージへの保存」といった既定の処理(サーバサイド処理)が自動的に行われます。 (BPM: Business Process Management)

「稟議承認フロー」「文書翻訳フロー」「品質チェックプロセス」「請求書発行プロセス」といった様々な業務に適用していただけます。各業務のプロセスオーナーは日々の業務の中で少しずつ「業務プロセスの改善」を実践することが可能です。

ファイル自動添付について

サービス工程を利用して、任意のWebサイト上のファイルをファイル型データに自動セット(添付)できるようになります。これまでは、インターネット上のファイルを手元にダウンロードしてから、ファイル型データにアップロード(添付)する必要がありましたが、この作業を自動化することができます。

<ファイル自動取得の設定>

その他の機能改良について

Slackにファイルをアップロード

サービス工程を利用して、社内チャット Slack の指定チャンネルにファイルを投稿できるようになります。ワークフロー上で作成、確認されたファイル(成果物など)を、日常的に利用しているチャット上で確認できます。

フィールド名の利用範囲拡大

サービスタスク(データ設定)で「フィールド名」を利用して式を記載できるようになります。「フィールド名」を利用すると視認性が高まるので、設定の確認が容易になり、メンテナンス性が向上します。

定義済みOAuth2設定の利用簡便化

サービス工程(Add-on)で OAuth2 を利用する際、ワークフローアプリで定義された OAuth2 設定を選択できるようになります。
詳細については、リリースノートを御参照ください。
Ver. 11.10 リリースノート: https://support.questetra.com/ja/versions/version-11100/


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