クラウド型 ワークフロー

Salesforce の顧客データを選択肢として使用する(おまけ)

選択した顧客データの詳細を salesforce で確認する方法

前回、Salesforce の顧客データを Questetra BPM Suite に選択肢マスタとして取り込む方法について、説明しました。今回は、取り込んだ選択肢マスタをセレクトボックスの選択肢として使用する際の、ちょっとした Tips について紹介します。

選択肢マスタとしては、ID と顧客名のみを取り込みましたが、Salesforce にはもっとたくさんのデータが保持されています。したがって処理画面にて顧客を選択した際、他のデータを確認したいということが考えられます。そこで他のデータを確認できるよう、押したらSalesforce の顧客データのページが表示されるボタンを配置します。

Button to Salesforce

 

選択型のデータ項目1つと、参照ボタンを横に1つ配置しています。この参照ボタンは、ガイドパネルで、HTML を記述しています。選択型のセレクトボックスで顧客を選択し、参照ボタンを押すと、該当する顧客の Salesforce ページが表示されるイメージです。

サンプルプロセスモデルの設定について、説明します。タスクが1つだけのプロセスモデルなので、プロセス図については省略します。

1. 選択型データ項目

選択型のセレクトボックスを指定してください。
ラジオボタンや検索セレクトボックスでも同じことができますが、次のガイドパネルの内容が若干異なります。ここではセレクトボックスを指定してください。

設定名 補足説明
選択肢マスタ(共有プロセスモデルファイル)
ファイル名 顧客マスタ Salesforce の顧客データが保存されている顧客マスタを指定してください。

2. 参照ボタン

参照ボタンはガイドパネルで構成します。ガイドパネルのデザイン設定で、以下の HTML を指定してください。

<br>
<button onclick="jumpToSalesforce();" type="button">参照</button>

<script type="text/javascript">
function jumpToSalesforce() {
  var id = jQuery("select[name='data[0].selects']").val(); // 選択型の値を参照

  if (id == '') return;

  window.open('https://****.salesforce.com/' + id); // Salesforce のページを開く
}
</script>

ポイントは “jumpToSalesforce()” という関数を定義している Javascript です。この中で選択型の値を参照し、Salesforce のページを開いています。こんなことができるのは、

https://****.salesforce.com/(ID)

という URL で、該当データが参照できるように、Salesforce が作られているからです。当然のことながら、Salesforce にアカウントがなければ、データを参照することはできません。

最後に、今回作成したプロセスモデルを添付します。2 の javascript にあるSalesforce のURL

https://****.salesforce.com/(ID)

の **** の部分は、Salesforce を利用している組織によって異なるので、適切なものに変更してください。

いかがでしたでしょうか。今回は Salesforce の顧客データを選択肢として利用する際の、ちょっとした Tips について紹介しました。データの ID がわかっていれば、Salesforce の API 経由で、顧客名以外のデータを取得し、Questetra BPM Suite のデータ項目にコピーすることも可能です。またの機会に紹介したいと思います。

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