クラウド型 ワークフロー

同窓会の縁がつなぐネットワーキングも悪くないよ

京大情報学研究科。 ワタシの母校。 毎年、OB達で 「文化祭っぽいイベント」 をやってマス。

◆◆0. 同窓会の意義(会員の視点)

#このBlogエントリ、ビジネスと関係あんのかな・・・? (結論がコワイ・・・)

◆0-1. 楽しい同窓会

お盆や年末に開かれる『同窓会』は楽しい。
正確に言うなら『同期会』とか『クラス会』と言うべきか。
「おぉ~久しぶり」と言うタメだけに集まる。仲の良かった旧友達との会話は純粋に楽しい。
(母集団のイメージは50人~200人)

– 社会とは、ネットワークだ。(!?)
– ネットワークとは、「小さなネットワーク」の集合体だ。(!??)

そう、、、
コノ『同期会』は、「不通となっていた小さなネットワーク」を一夜にして【復旧/活性化】してくれる楽しい同窓会だ。

◆0-2. 楽しくない同窓会

では、全学年の全卒業生が集う『同窓会総会』は、どうか?

– ナンとも、近寄りがたい響きだ。
– 近寄ると、イタイ目に合いそうだ。

正直なところワタシ自身も、『同窓会総会』の「ご案内」には興味が持てない。。。
(母集団のイメージは1000人~数十万人)

たとえ「世代を超えて親睦を図る懇親会」などと書いてあっても、「年長者への気遣いが多いダロ…」と予想されてしまう懇親会には、やはりタメライを感じる。

そう、、、
懇親会は「ネットワーク」の【新規構築】の場で、(特に新入会員や若者達には)チョット気合が必要な場と言える。

たまに「ややこしいネットワーク」に引き込まれてしまう事も・・・。

◆0-3. 同窓会ネットワークの価値

そもそもヒトは「社会性の強い動物」であり、他者との相互作用の中に生きている。しかし実際には

-a. 群れでの行動を好む「イルカみたいな人」
-b. 日頃は孤独を好む「ネコみたいな人」
-x. 10以上数多くのネットワークに属したくなる人
-y. 2~3のネットワークに属している事を心地よいと思う人

いろんなヒトが居るのだ。。。

-A. 同窓会内に【新規】にネットワークを構築したい人
-B. 同窓会内に【既存】のネットワークを持っている人(顔が広い人)
-C. 同窓会内に【新規】にネットワークを構築したい訳でもないし、【既存】のネットワークに属している訳でもない人

やはり「C」の人が「同窓会総会」に価値を感じる事はムツカシイだろう。
そして、新会員の多くは「C」の人なのだ。

ちなみに、単純に新規ネットワークと言っても
-A1. 新規に構築するネットワークの利用目的がハッキリしているケース、もあれば、
-A2. 新規に構築するネットワークの利用目的がハッキリしていないケース、
もある。。。いわゆる「交流会」とか「交歓会」と言われる集まりに行きたくなる人(A系の人)にとっては、同窓会総会は出席すべきイベントと言えるかもしれない。

sn-facebook

 

◆◆1. 京都大学の情報学研究科の例

#千年紀!、2000年3月に『情報学研究科』を卒業した。(このBlogは何処へ向かっているのダ?)

◆1-1. 優秀なIT人材を輩出する組織

ワタシ今村は京都大学大学院の『情報学研究科』を第1期生として卒業した。
「情報学」と聞けばナニやら良く解らないかも知れないが、まぁ平たく言えば「コンピュータ・サイエンス」だ。
(わっ、反論が聞こえる)

簡単に紹介するに、、、
京大は日本で最初に『情報学』(英:Informatics)を叫んで1998年に『情報学研究科』を開設し、
長尾元総長や故上林先生が「情報工学ぢゃなくて、もっと広いモノ」とミンナに説明し、
この、新しくて…、かんなり広い学問領域に…、ミンナして頑張っているワケだ!
(説明になってナイな。。。ごめんなさい)

2000年の第1期生以降、毎年約200人が卒業(修了)し、イマでは、世界中の「IT企業」と「ユーザ企業のIT部門」に人材を送り込むコトに成功している。モレ伝わる話を総合すると、イヤほんと…、世界中のITを支えていると言って良いと思う。

参考:情報学研究科の紹介 > 卒業生の声

大学に「法学部」「医学部」「工学部」・・・があるように、
大学院には「法学研究科」「医学研究科」「工学研究科」・・・がある。
例えば「医学研究科」と「医学部」は一体運営されているが、「情報学研究科」には対応する学部組織が無い。(ちょっとヘンな組織だ)。文系出身者も入学デキル!

◆1-2. つながりが薄い組織

『情報学』は対象とする学問領域が広い。
ソリャそうだ、「情報」が使われない領域なんてない。
実際、工学だけでなく、農学、医学、経済学あたりの関係者と研究を進めるヒトは多い。

正直な所、みんな研究テーマがバラバラ過ぎて、友人ですらその研究に興味が持てない。具体的に言えば、

– カメの背中に発信器を付けているヒトも居れば、
– 音響信号の違いをドでかいスピーカーで聞き分けているヒトも居れば、
– スーパーコンピュータの森の中でプログラミングしているヒトも居る

確かにみんな『情報学研究科○○専攻○○研究室』に所属するのだが、
まぁ、研究室が違うだけで「無関係な人」、もし専攻が違えばもう「全くの他人」だ。

結果として『情報学研究科』の内部での交流は、かなり薄くなる。
しかも、多くは「修士課程」に入学後、わずか2年間で卒業(修了)してしまう。
たぶん、同級生200人の内、顔と名前が完全に一致するのは20~30人程度ではないだろうか?

「アンタが、ガッコウに、イッテナイだけ」、と言うツッコミ、、、かかってこい!??

◆1-3. 閑古鳥の鳴く同窓会総会

『京大情報学同窓会』は、第1期生の修了式の後、数か月後に設立された。
(正式名称:京都大学大学院情報学研究科同窓会)

のだが、、、
なのだが、、、
なんだけど、、、
こんな感じの組織が「同窓会総会」を開催しても、やはりツライものがある。しかも、京都に住んでいる卒業生なんて殆ど居ない。

想像に難くない話だが、実に寂しい「総会」が毎年開かれるに至る。
あまり具体的に言うのもナンだが、「出席者の数は、幹事の数より少ない」、、、そんな状態が8年続いた。
(かく言うワタシもほとんど行ってなかった)

◆1-4. 改革の期待

「フツーにしても、ダメなんぢゃない? おもしろいイベントにしようよ・・・」

『・・・やりましょう!』

3代目の会長、永原正章はオトコマエだ。
『教員』と言う、いわば安定を求めても良い「準公務員の立場」でありながら、、、
『助教』と言う、いわば「シタバタラキの身分」でありながら、ためらい無く「甘い言葉」にのった。彼の頭の中には「プロジェクトX 挑戦者たち」の主題歌(地上の星/中島みゆき)が流れていたに違いない。

しかも付け加えるに、彼は「外様」、、、つまり外部の大学を卒業し、大学院から京大に来た男だ。友達は居ない。そして、2007年~2010年の彼の任期中に大改革が行われる事になる。(言い過ぎ)

ここからはフィクションね。(ダラケてきた)
つまり登場する名前は、実名に基づく仮名です。(!?!)

super-networking-2012-talk-session

 

◆◆2. 同窓会の価値(外部者の視点)

同窓会幹事が、とある日曜日(?)に喫茶店に集まった。。。

◆2-1. 喫茶店での議論

2009年のX月X日。(完全に忘れた)
河原町御池の喫茶店に数名の幹事が集まった。(たぶん朝10時)

決まっている事と言えば「イベントをする」と言う事くらい。(会長の頭の中には、既に「中島みゆき」は流れていない)

「ネットワーキング(人脈作り)はダイジだよね」

みな異論は無い。そしてネットワーキングそのものをウリにする事は卒業生たちの共感を得られないだろう。やはり他例にならってネットワーキングを誘導する「シンポジウム」や「講演会」が必須だ。

アメリカ西海岸で行われている様なイベント、具体的には TiEcon がウラヤマシイと言う話になった。
tiecon.org は、同郷のヨシミでインド系エンジニアが2~3日、アレコレ議論するイベントだ。数千人のエンジニアが集まる。自分たちのやっている事、これからやりたいと思っている事の発表もあるが、一方で、ビッグゲストも呼んでいる。

◆2-2. 外部に発信すべき!

「まずはヤロウ!」

結局、イベントの中身は決められなかった。
計画らしい計画も大して決まらなかった。

ただ
– 同窓会総会をオープンイベントにしてみよう、と言う事と
– 言いだしっぺのワタシ今村が実行委員長になる、と言う事と
– イベントの名前、
だけは決まった。(ゲストで来てくれたら嬉しいなリストもあったかな?)
「う~ん、“同窓会総会”では誰も来ないよね・・・」
「うん、大交流会?、超交流会?、・・・・」

全部で10案ほど出して、インターネット検索で1位を取れそうな「超交流会」を開くことになった。(投げやりと言うか、無計画と言うか。。。)

◆2-3. ゲストの依頼活動

最初の超交流会のゲストとして、堀場雅夫先輩にお願いしに行くことにした。
商工会議所のイベントでお会いした事はあったが、「知り合い」と言える程の間柄ではない。まぁ、一応先輩だが約50歳ほど年上の先輩で、「京都大学」ではなく「京都帝国大学」を御卒業している。改めて京都商工会議所さんに紹介してもらい、お時間を頂くことに成功した。

同窓会長永原正章(中島みゆきは流れていない)と実行委員長ワタシの2人、、、堀場製作所にて、

「何でもイイんです。まだ若い卒業生にガツンとメッセージ下さい。“オレの30代”とか・・・」

『イイよ。喋ればエエんやろ。その時まで元気やったらな・・・』

実にアッサリOKをもらった。事前に商工会議所さんがイロイロ書類を回してくれていたオカゲなのか。。。

『イマドキ、少々何があっても、死なんわな。だから、もっと頑張らなアカン・・・(以下略)』

まさかイヌは食べないでしょ。。。ほほー「おもしろおかしく」って言う堀場製作所の社是は、こうやって決まったのか。。。へー為替レートの変動ってスゴかったんだな。。。などなど、ハナシを聞くだけ。。。
結局、同窓会についての説明の時間は、始まる前に終わっていた。(いや、始まらなかったとも言う)

『いや、こういう話は、死ぬ前に、アチコチでしとかなアカンとおもてる・・・』

◆2-4. 外部から受信すべき!

「何かを提供する」
と言う考え方は、間違っているのではないか?

「同窓会が、参加者に何かを提供する」
と言う考え方は、間違っているのではないか? そう思った。

ホストもゲストもなく、
もっとフラットで自然体なイベントでイイのではないだろうか。。。
もっと自分達も含めて双方向に発信できる場でイイのではないだろうか。。。

タトエとしてはヘンだが、
「大きい政府」ではなく、「小さい政府」な感じのイベントでイイのではないか???
super-networking-2012-booth

 

◆◆3. 超交流会の開催へ

#あれ、、、このBlogエントリ、、、終わんないね。。。(巻いていこう!)

◆3-1. 過去の超交流会

色々なヒントはありながらも、あまり「理念」の様な事は考えず、「まずはヤロウ!」の精神で2009年から超交流会を開催している。
超交流会2009、超交流会2010、超交流会2011、超交流会2012、、、過去に4回実施した。

ゲスト(登壇者)の依頼も、案外すんなりイケてしまうものだ。
年々、参加者数は多くなり、当初200人規模だったのが、500人規模にまで膨らんでる。卒業生・在校生・一般社会人・・・、本当に色々な人が参加してくれている。まさにオープンイベントだ。

流石に3年目や4年目あたりには「理念」を整理したりもしたが、大した文章ではない。

 

ホームページより http://www.johogaku.net/
ヒトを知り、ヒトから学び、ヒトと交流できる「場」を提供する。
情報通信産業の振興 と 在校生卒業生の人脈形成 に貢献する。
多くの高校には 『文化祭』 がある。
多くの大学には 『学園祭』 がある。
多くの同窓会に 『超交流会』 があれば良いと思う。

京大情報学同窓会が開催している 『超交流会』 は、誰でも参加できるオープンな交流イベントだ。事実、参加者の半数は「一般の方」で構成される。参加者はみな、卒業生達の「今の活躍」を聞き、在校生達の「今の頑張」を聞く。そして、みんなで考える。

その小さな「縁」がキッカケで、応援する事になり、 その小さな「縁」がキッカケで、応援される事になる。

 

・・・強いて言えば「まずはヤロウ!」「とりあえずヤロウ!」くらいか?

◆3-2. トライアンドエラー

PDCA なる言葉がある。
言わずと知れた Plan、Do、Check、Act の略だ。

最近思うに、「まずはD」なんぢゃないか?
実際 DCAP なる言葉もあるようだ。(Dカップ?)
super-networking-guests

 

◆◆4. 超交流会2013の予告

#あれれ、、、過去の経緯って簡単に書ききれないね。。。(詳しい話は「またの機会」にする)

◆4-1. 4代目の会長

例えば、『家族』とか『友人』とか。。。
これだって、何かの縁によって生まれたネットワークだ。

例えば、『会社の同僚』。。。
これだって、不思議な縁によって生まれたネットワークだ。

整理して考えてみれば、「血縁」「地縁」「同窓の縁」の3つは強力だ。そして、その縁は独立した閉じたネットワークであってはならない。つまり「基盤となるネットワーク」であって、むしろ「その周囲のネットワーク」との接続ポイントなのだ。

インターネットな感じ?

ワタシ今村は、その後、第4代目の同窓会会長になった。
そして、早いもので、2013年3月期の決算を6月に報告すれば、3年の任期(慣例)を終える。

ただ会長職を終えても「超交流会」の運営に関わり続けようと思う。
「超交流会」は本当に良いイベントだと思う。ワタシにとって「超交流会」は基盤ネットワークなのだと思う。

そして、卒業して間もない卒業生も参加しやすい「超交流会」を考え続けたい。

 

◆4-2. 2013年は6月1日開催

と言う事で、今年もヤリマス!超交流会!!

企画募集の3月イッパイで、5~6本のセッション企画が寄せられており、それなりに面白いイベントになりそうです。今現在、イベントプログラムを調整しており、来週にも公開できそうです。

ある程度イベントの内容が公開できれば、「参加申込」と「展示ブース申込」(スポンサー)も来週にも公開したいと思ってマス。(去年は3月末に募集を開始できたんだが…)

 

超交流会2013 ~みんなのカミングアウト~

日時: 2013年6月1日(土曜日) 10:00~18:00 (開場 9:30)
定員: 700名 (事前登録制)
参加費(仮):
<事前申込> 同窓会会員2000円、在校生無料、学生1000円、一般4000円
<当日支払> 同窓会会員3000円、在校生1000円、学生2000円、一般5000円

場所: 京都大学百周年記念館 (通称「京大時計台」)
◆ 1階S会場:(500席) 百周年記念ホール
◆ 2階発表会場:(300人) 国際交流ホールI,II,III (ビールも無料で飲み放題!? ただし募金箱アリ)

主催: 京都大学大学院情報学研究科同窓会 (通称「京大情報学同窓会」) @johogaku
共催: 京都大学大学院情報学研究科(予定)
詳細は⇒ http://www.johogaku.net/sn2013

 

◆4-4. ボランティア募集

そうそう、例年どおりボランティアも募集します。
詳しいことはホームページに加筆して行きます。「肉体労働で協力しよう!」と言う卒業生/在校生は是非チェックしておいて下さい。(更に濃いネットワーキングができますよ)

#あ、、、やっぱり、このBlogエントリ、、、ビジネスと関係なかったかも。。。

 

PS:超交流会2012のスポンサー様はコチラ (今年もヨロシク!/CSRにもなるね!)

super-networking-2012-sponsors

 

.

IMAMURA Genichi の紹介

CEO & Founder - Questetra, Inc. || http://www.facebook.com/imamura.genichi
IMAMURA Genichi の投稿をすべて表示

あわせて読みたい
15.野望・展望・志 の前の記事 「社内メール」から「社内SNS」、社内に起きる3つの変化
15.野望・展望・志 の次の記事 Twilio で電話の無いコールセンター!? (日本語で「お待ちください」編)
IMAMURA Genichi の他の記事 NFC スマホの「かざす」で日常業務カイゼン!

アーカイブ

 RSS