クラウド型 ワークフロー

なんでアンタは「ゲーム」を作らないのか?

声を大にして言っておくが、「ゲーム産業」は大事!

◆0a. 「ゲーム、作らないんですか?」

ハッカソン系イベントに顔を出すと、良く聞かれる。
大学院の同窓に会った時も、そんな話になる事がある。

でも『ビジネスソフト』を作り続けている。
実際『ゲームソフト』を作ろうと思ったことはない。そして、これからも作らないと思う。

・・・なぜか? (なぜだ??)

 

◆0b. 「ゲーム、大好きです」

『ゲーム』は好きだ。

大学に入り、
一人暮らしを始め、
14インチのテレビを買い、、、
友達から「ファミリーコンピュータ」を譲り受けてからは、、、、それこそ、ありとあらゆるジャンルの、ありとあらゆるゲームをした。起きている時間の半分くらいはゲーム機が稼働していたのではないだろうか? 大学を出て、社会人になってからも、人気ゲームは気になるし、今でもアレコレ買う。

ちなみに『ソーシャル』も好きだ。
結構、使っている方だと思う。面白そうなサービスにはすぐに飛びつくし、満足すれば使い続ける。Facebook にしても、会社の宣伝(!!)や、子供の成長アルバムを、かなり真面目に(?)コツコツやり続けている。楽しい。飽きない。(いや飽きているのかも知れないケド、継続したいと思っている)

それでも、『ビジネス向けのソフト』を創り続けようと思う。

・・・なぜか? (なぜだ???)

 

◆1. はたらくって

大学では「データベース」の研究室に居た。
当時、企業の方と触れ合う機会が多かった。

企業に所属するオトナ達は、10人と話をしても、100人と話をしても、みんな似たような話をする。

「こぼる」がどーのこーの…、
「おふこん」がどーのこーの…、

学生には分からない略語を乱用するので、詳細は分からなかったが、、、「要するに、情報の整理ができないってコトですか?」と聞けば、全てのオトナ達はみな Yes と答えた。

「2000年問題はどうなる?」とメディアが騒いでいた時代。確かに、情報技術(IT)に対する過度な期待があった時代だったと思う。デジタルデータの増え方もハンパ無い時代。確かに、情報の増加量に比べて、技術の進歩が遅すぎた時代だったと思う。

ただ、当時確信できたコトと言えば、(今もって変わらないが)、「無駄が多い」と言う事だった。社会に出てから

・発注情報の管理
・売上情報の管理
・顧客情報の管理

どの仕事も本当に大変で、ヤリガイがあった。お客さんが喜んでくれた時は本当に嬉しかった。「楽しい」と言ってしまうと、少しズレてしまうかも知れない。そう、、、「やらねばならない」と言った使命感に似たものがあった。

・手書きの発注伝票のデータを手入力し伝票を郵送
・相手側も受け取った発注伝票を手入力し商品を準備
・商品を運ぶ人は商品の一覧を確認して荷詰
・届いた商品を検品して足りない商品や…
・(なんだっけ…)
・(もう…)
・(忘れちゃった…)

 

◆2. 地球上には「非効率」がイッパイ

「ゴミ」が目の前にあるとすると、、、拾うさ。
「課題」が目の前にあれば、、、解決しようとする。よ、フツウ。。。
今もって情報技術(IT)は、「情報」をキチンと整理できていない。まだまだ「非効率」が多い。

・農業技術は農業のための技術だ。いろんな非効率を解決してきた。
・建築技術は建築のための技術だ。いろんな非効率を解決してきた。

言うなれば、地球に住める人類の最大数を拡大させた。

情報技術(IT)は、情報のための技術なのだが、まだまだ多くの非効率も抱えている。嗜好用途(ゼイタク用途)や余暇用途(レジャー用途)において発展させるのも良いが、『技術』たるもの、(少なくとも最終的には)、人類社会の基本的な部分を支えられる様にならなければダメだ。

人類70億人が、「食う」に困らず、「住む」に困らず、ある程度裕福なのであれば、「非効率」もまた許せるかも知れないが、今もって人類は、70億人が平和な人生を送れるだけの基盤を構築できていない。
非効率の一部にすぎないにせよ、「情報の整理」に膨大なコストを払い続けている。(行政も、企業も、そして個人も…) つまり、伝票データを書き写す仕事で食べていける人が居る一方で、

・飢えで苦しみ、死んでいく人
・介護を受けられず、寂しい思いをしている人

だって居るのだ。

行政や大企業が「非効率」と非難される事が多いが、むしろ、「情報技術」が未だ使いにくいモノである事の方が大きな問題だ。

 

◆3. 余暇も重要だ

レジャーも大事だ。

余暇(娯楽)の類は、人生を豊かにする。ゼロにしてはいけない。(中には文化と言った方が良いものだってある)。「東京ディズニーランド」も楽しい。「ミッションインポシブル」もワクワクする。個人的には「吉本興業」にもっと成長して欲しいと思っている。

しかし、人類の大半が余暇産業に従事してはならない。

「医療」や「教育」ですら就業者の数が制限される生態系が望ましいと思うが、「余暇」の就業者比率も、ある程度制限される生態系であるべきだ。

確かに『明石家さんま』や『ダウンタウン』は人類社会に貢献している。多くの人間の人生を豊かにしている。まさに「余暇」に就業すべき人だ。ただ、それは一部の才能のある人だけで良い。

情報技術を洗練させる力を持つ人が、こぞって「余暇」に就業すべきではない。

むしろ、その英知は、情報技術が未熟であるが故の「行政の非効率」、「大企業の非効率」、「社会システムの非効率」を改めるために使われるべきだ。

 

◆4. BPMを創り上げる!

「なぜ情報が整理できないのか?」

実は、Questetra 創業時の事業計画書(全48頁)の1ページ目は、そんなタイトルの文章で始まるのだが、人類全体が高度化・効率化される道を考えたい、、、考え続けたいと思っている。

社会に出てからコッチ

・発注情報の管理
・売上情報の管理
・顧客情報の管理

をやった。そして、2008年からは、それらの経験を踏まえて

・情報の流れ方の管理 (BPM)

に没頭している。5年も創り続けて、「飽きないの?」、「完成してないの?」、イロイロ聞かれるが、まだまだ創り続けている。そして理想とするモノは、マダマダ先にある。 (BPMとは、Business Process Management の略。日本語で「業務プロセス管理」と言われるソフト分野)

「儲からないんぢゃない?」
「ゲーム作るんなら出資するよ!」

いや、だから、そう言う問題ぢゃない。

pre-bpm-era

 

◆5. まとめ

かのビルゲイツは、人類に『情報端末』(パーソナルなコンピュータ)を持たせた。
彼の投じた30年間の努力は、情報技術の基礎を作り、地球の「定員」を増やした(人類の繁栄に貢献した)と思う。

言うなれば、「穀物の発明」、「文字の発明」、に匹敵する発明だ。

しかしそれでも、まだまだ情報技術に課題は多い。「プライバシー」や「知的財産権保護」などの問題もあるが、「情報の整理」や「情報の伝達」と言うレベルでもまだまだ課題が多い。非効率が多い。

ん??

おう!、、、言われなくても、ガンバル。。。

 

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