クラウド型 ワークフロー

イケてる?アンケート管理システムを作ろう!(その1)

メッセージ開始イベント(Form)を用いた公開フォーム画面と自動化(アドオン)を用いたアンケート回答への誘導/回答管理する仕組みの実現例を紹介します。 【アンケート実装編】

こんにちは、古久保です。

(毎度ひつこいですが、)
Questetra では、「業務の自動化」、イロイロ、取り組んでおります。

今回は、中規模アンケート実施と管理のできるアプリをご紹介をしたいと思います。
可能な限り自動化を行い、実施/管理作業の負荷を下げられることを目的しています。

解説が長くなりますのでシリーズ2回とさせて頂きます。

さて、アンケート実施/管理といえば、CRM システムを用いて行うことも多くあろうかと思います。

顧客関係管理:CRMシステム (ウィキペディア)
CRMシステムは、必ずしも大規模なシステムである必要はなく、紙のカードやノートを利用したシステム(大福帳など)でも、これを活用した顧客への対応としてのCRMは実践できる。しかし、数人を超える規模の組織で、顧客に関連する多様で大量のデータの集積と分析、これを活用したプロセスの改善を図る場合には、一定のテクノロジー機能が必要である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A1%A7%E5%AE%A2%E9%96%A2%E4%BF%82%E7%AE%A1%E7%90%86#CRM.E3.82.B7.E3.82.B9.E3.83.86.E3.83.A0

* アンケート回答対象が不特定多数
* 回答期間が一定期間ある

等でありましたら、CRM システムを利用するのが良いでしょう。
しかしながら、

* 一部対象者(100名くらいまで)へのクローズドアンケート
(例えば、グループ内限定アンケート等)
* 可能な限り確実に回答を行わせる(未回答者を把握)

であれば Questetra で十分対処可能です。

◆シナリオ

アンケート作成から回答管理までの業務の流れのイメージは以下のようになります。

ポイントとしては、準備作業は、

* 対象のアンケートを作成する
* アンケート回答者リストを作成する
* 督促間隔を決める

のみで、「後は、ロボット君に任せた!」としたいですね。

アンケート対象者が Questetra アカウント保有者であれば比較的容易に実現できます。
が、「ウチ、社員全員が Questetra アカウントもってないんよ」というお客様もいらっしゃいます。
(実話でございます)

要件として

* Questetra アカウントを保有していないユーザでもアンケートに回答できる

を設定し、実現します。
早く社員全員がアカウントを持つことができるとイイですね。(切望)

◆業務フロー解説

Questetra 上に作成するアプリとしては

* 「アンケート」アプリ
* 「アンケート案内/回答督促管理」アプリ

2種類となります。
今回は、「アンケート」アプリについて説明致します。

ポイントは、

* Questetra アカウントを保有していないユーザでもアンケートに回答できる。
* 誰が回答したかを把握できるようにする。
* 同一人物が複数回回答した場合、何らかの印をつける。
(アンケート集計時に同一人物複数回回答を省く)

です。

<「アンケート」アプリフロー図>

◆実装解説(アドオン設定等)

業務フローのポイントはそれぞれ、以下の機能にて実現を行っています。

* 任意の人の回答を可能にする。
(メッセージ開始イベント(Form))
* 回答者が複数回回答していないかをチェック/回答回数セット
(「アンケート複数回数確認サービス」プロセスモデラーアドオン)
* 回答回数に応じて回答者への通知を変える
(チェック結果を条件分岐に設定)

<「アンケート」アプリ:「アンケート複数回数確認サービス」アドオン設定画面>

当該アンケート(当該アプリ)で指定メールアドレスでの複数回数が行われたかを Questetra API でチェックを行います。
API は、 Questetra ワークフロー APIs :モニタリング API (全てのプロセス履歴を検索する)を使用しています。
※コードを参照されたい場合は、 checkMyAnswer.xml をダウンロードして参照して下さい。

◆実装解説(回答画面デコレーション JavaScript)

<「アンケート」アプリ:アンケート回答画面例>

アンケート回答画面では、「誰(メールアドレス)が回答したか?」を入力してもらう必要があります。
回答者に入力してもらった場合、誤記や期待する入力(別メールアドレス)を行わない可能性があります。
回答案内メール配信のメールアドレスを正しく入力してもらう為の工夫が必要です。

どのように実現をしているかと申しますと、

* アンケート URL に回答者の「お名前」「連絡用メールアドレス」をパラメータで渡してもらう。
* URL から「お名前」「連絡用メールアドレス」を取得し、それぞれのデータ項目にセットする。

をクライアント側 JavaScript にて実現をしています。
今回、パラメータの名称は、

* 回答者メールアドレス:email
* 回答者名:name

としていますが、「パラメータ取得スクリプト」では、パラメータ名は見ていません。
メールからの誘導を想定していますので厳密なチェックは必要ありません。(言い訳です)

<アンケートアプリ:メッセージ開始イベント(Form) URL例>

https://fs02.questetra.net/00201975/System/Event/MessageStartForm/877/0/K1ks3uWbEYPaSEpwxnHhZouDN00bq5QM/view?email=furukubo4%40questetra.com&name=%E5%8F%A4%E4%B9%85%E4%BF%9D%EF%BC%94

※ パラメータは、URL エンコードを掛ける必要があります。

<アンケートアプリ:パラメータ取得スクリプト>

<script type="text/javascript">
jQuery(document).ready(function(){
	var params = jQuery(location).attr('search');
	var items = new String(params).replace(/^\?/,"").split("&");
	var emailItems = new String(items[0]).split("=");
	var nameItems = new String(items[1]).split("=");
	jQuery('input[name="data[0].input"]').val(decodeURIComponent(emailItems[1]));
	jQuery('input[name="data[0].input"]').css( "background-color", "#f2f2f2" );
	jQuery('input[name="data[0].input"]').attr("readOnly",true);
	jQuery('input[name="data[2].input"]').val(decodeURIComponent(nameItems[1]));
	jQuery('input[name="data[2].input"]').css( "background-color", "#f2f2f2" );
	jQuery('input[name="data[2].input"]').attr("readOnly",true);
});
</script>

◆まとめ

アンケートについては、このアプリをコピーして実際のアンケート内容である

– Q1.職場でインターネットの利用が可能ですか?
– Q2.利用できる条件は何ですか?

以外を、そのままに、変更/追加することで使用することができます。
比較的容易にアンケートを作成することができると思います。
「アンケート」アプリサンプル: 201710-ネットワーク利用環境調査_ver16.qar

◆あとがき

今回は、「アンケート」アプリを解説致しました。
少し、拡張したメッセージ開始イベント(Form)での実現しました。
マニュアルを参照して頂き、ドンドン利用して頂ければと思います。

公開フォーム画面に入力があった時に自動的に開始されるように設定する
Webフォーム開始の仕組みである[メッセージ開始イベント(Form)]を先頭に配置すれば、公開Webフォームに入力がある度に、新案件が自動的に起動されるようになります。例えば、一般公開されている “問い合わせ” に1件入力があれば、問合対応案件が1つ生成されます。

http://www.questetra.com/ja/tour/m2/m220/

次回は、「アンケート案内/回答督促管理」アプリの解説となります。
「アンケート案内/回答督促管理」アプリから「アンケート」アプリへ誘導し、回答を促していくことを解説致します。

なお、「パラメータ取得スクリプト」内では、自動セットされた、メールアドレス/名前は、回答者に変更できないよう入力規制を行っています。
実装例を参考にしてもらえれば幸いです。
(クライアント側 JavaScript / URL へのパラメータセットは、サポート対象外となります。十分ご確認の上、実装して下さい。)

それでは、次回の解説もご期待下さい。

2017-11-28

Masato Furukubo の紹介

Questetra, Inc. Sales Department
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