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クラウド時代のイベント通知・サービス連携ニーズに対応

SaaSベンダーの株式会社クエステトラ(京都市、代表執行役CEO今村元一)は3月12日、クラウド型ワークフロー製品である 『Questetra BPM Suite』 の新バージョン11.6を公開しました。新バージョン11.6では、Webhookトリガーによる新規開始を設定できるようになります。(Webhook受信機能)

生産性を向上させるためのワークフローシステムも、最上流工程の「申請」や「起票」が為されなければ意味がありません。クラウド型ワークフロー『Questetra BPM Suite』ではこれまでに、(1)システム内でのユーザ申請によるワークフロー開始、(2)外部からの「メール着信」をトリガーにした自動開始、(3)「公開フォームへの入力」をトリガーにした自動開始、(4)「標準 HTTP リクエストの受信」をトリガーにした自動開始、などに対応してきました。

新バージョン 11.6 からは新たに「サーバ間の Webhook 通知」の受信をトリガーにワークフローを自動開始させることができます。具体的には、クラウド型データベース『kintone』や決済サービス『PayPal』のWebhook通知を受信できるようになります。これにより、たとえば「商品マスタ」(kintone)への商品追加をきっかけに、ECサイトへの「商品登録フロー」を開始する、といった自動処理が可能となります。

Questetra BPM Suite とは

クラウド型ワークフロー『Questetra BPM Suite』は、ペーパレス環境やリモートワーク環境を推進するための業務プラットフォームです。

業務案件は業務フロー図に従ってコントロールされ、案件が人間工程に到達すれば担当者はアウトプットを求められます。また、案件が自動工程に到達した際には、「PDFの生成」や「クラウドストレージへの保存」といった既定の処理(サーバサイド処理)が自動的に行われます。(BPM: Business Process Management)

「稟議承認フロー」「文書翻訳フロー」「品質チェックプロセス」「請求書発行プロセス」といった様々な業務に適用していただけます。各業務のプロセスオーナーは日々の業務の中で少しずつ「業務プロセスの改善」を実践することが可能です。

Webhook受信機能について

開始イベントおよび受信中間イベント/受信タスク(メッセージ受信イベントAPI)では、これまでの「パラメータで指定された値を各データ項目に保存する」データ受信方法に加え、「メッセージボディ全体をデータ項目に保存する」方法が利用できるようになります。受信するHTTPリクエストのContent-Typeを指定することも可能です。

  • メッセージ開始イベント(HTTP):特定URIにHTTPリクエストがあればプロセスを開始する(パラメータ)
  • メッセージ開始イベント(Webhook):特定URIにHTTPリクエストがあればプロセスを開始する(メッセージボディ)
  • メッセージ受信中間イベント(HTTP):特定URIにHTTPリクエストが来るのを待ち受ける(パラメータ)
  • 受信タスク(Webhook):特定URIにHTTPリクエストが来るのを待ち受ける(メッセージボディ)

Webhook受信機能の設定

その他の機能改良について

スマホ向けプロセス詳細画面の改良

スマホ向け画面にて、「タスクの移譲/返上」や「プロセスの強制終了/削除」ができるようになります。また、プロセス詳細画面では、文字型データ項目に入力されたURL文字列は自動的にリンクとして表示されるようになります。

スクリプト工程にてロギング機能を追加

[スクリプトタスク][サービスタスク(Add-on)]にて、ログ出力メソッドを利用して、処理記録へのログ出力ができるようになります。また、処理失敗時は、エラー内容が自動的に処理ログに記録されます。

アプリ管理のAPIを追加

業務プロセス定義(アプリ)の一覧を取得する API 、および開発中バージョンをリリース(アクティベート)させる API が利用できるようになります。

リリースノート: https://support.questetra.com/ja/versions/version-1160/


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